菓子パンやお菓子、
ただ捨てるだけになっていませんか?
製造工場で毎日のように発生する「菓子くず」や「規格外品」「過剰在庫として出荷されなかった商品」。
その多くは、焼却処分によって費用や環境負荷を伴いながら廃棄されているのが現状です。
しかし、菓子パンやサンドイッチ、ビスケットなどには、まだ十分な栄養価が残されています。
コイケでは、そうした食品ロスを「飼料」というかたちで命につなぐ取り組みを進めています。
処理費用の削減だけでなく、SDGs・CSRにもつながる新しい再資源化の選択肢を、貴社もはじめてみませんか?
飼料として再資源化できる
菓子くずの主な食品
菓子パンやお菓子の菓子屑が、
飼料として生まれ変わります
製造過程で崩れてしまったパン、規格外になったお菓子、過剰在庫として出荷されなかった商品。
これらは見た目こそ商品にならなくても、まだ栄養価のある「食品資源」です。
コイケでは、そうした製品を菓子屑として再評価。
廃棄ではなく、飼料として命をつなぐ資源へと変えることで、食品ロスの削減と資源の有効活用を両立させています。
分別や包装の手間が少ない体制、少量でも対応できる柔軟さで、はじめての企業様でも導入しやすい仕組みをご提供します。
菓子屑から飼料ができるまで
包装材の付着や油分の多いパンやサンドイッチ、ビスケットなどを中心に、異物や成分特性を見極めながら仕分けします。
異物が多い分、後工程での除去効率が左右されるため、ここでの選別が品質のカギを握ります。
フィルム、袋、クリップなど包装資材を中心とした異物を、専用装置で約90%以上除去します。
視認しづらい透明な包装や小さな部品も対象とし、高度な分離技術で安全な原料化につなげます。
除去後の原料は、水分を抑えるためにしっかりと乾燥させます。
保存性を高めることで、発酵や変質のリスクを防ぎ、原料に応じた最適な温度と時間で処理を行います。
乾燥後に発見されやすくなる異物を、さらに細かく検出して除去します。
目視では取りづらい薄いフィルム片や異質物を多段階で処理することで、安全で高品質な菓子屑原料へと仕上げていきます。
高温になった原料を急冷却し、品質劣化を防ぎます。
この冷却工程により、栄養価の損失や風味の変化を抑えつつ、保管・出荷に適した状態に整えられます。
栄養バランスや使いやすさを考慮し、他の原料と合わせて配合を行います。
使用目的(養鶏・養豚など)に応じて調整され、一定の基準を満たしたもののみが次工程へ進みます。
製造日順に製品タンクへ保管し、品質を維持したまま出荷されます。
出荷時には用途や納品先に応じて適切に選別され、安定した品質と必要な量を確実にお届けします。
数値で見る、安心と信頼
分析試験項目
結果
定量下限
注
方法
水分
6.0%
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常圧加熱乾燥法
粗たんぱく質
11.7%
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※1
燃焼法
粗脂肪
9.6%
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ジエチルエーテル抽出法
粗繊維
0.3%
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静置法
粗灰分
2.2%
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直接灰化法
可溶無窒素物
70.2%
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※2
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リン
0.116%
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ICP発光分析法
カルシウム
0.0626%
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ICP発光分析法
2017年(平成29年)12月08日 日本食品分析センター 分析試験結果
※1.窒素・たんぱく質換算係数:6.25
※2.計算式:100−(水分+粗たんぱく質+粗脂肪+粗繊維+粗灰分)
分析試験項目
結果
定量下限
注
方法
一般細菌数(生菌数)
8.1×10³/g
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標準寒天平板培養法